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妻のショルダーバッグ製作

昨年から頼まれていた妻のショルダーバッグ製作に入ります。以前ご紹介したeharaサマのプエブロレザーのショルダーバッグの形は妻の考案です。僕の作る少しづつ形の違うバッグを見てきて「もう少し」を取り入れたサイズ感のショルダーバッグ。 eharaサマのバッグで仕上がりイメージができてるので頑張りましょう♪ プエブロのカスターニョです。在庫がこの一枚だけなので「あと2個作れるか?」ぐらいの残りです。型紙から切り取る場所は2.4mmぐらいの厚みですね。 ↓ 今回は刻印から。 カスターニョに入る刻印は何しろカッコイイです♪ ↓ 鍵ホルダーを作ります。kudu革のブラック! 贅沢です♪ ↓ ジッパーパーツを作ります。ン〜ちょっと縒れる、、、。 ↓ 取る箇所によってこんなこともありますが「これはこれでバッグの個性」になれば良いかなと。 ↓ 持ち手を作ります。ン〜これも縒れる。革の部位に原因ありかも。どんなバッグになるんだろう? 少し楽しみです♪ ↓ 肩ベルトのベルト通しとか諸々。 ↓ すべてのパーツ完成です。 ↓ バッグの形にします。すんなり出来上がる。縒れるのか? ↓ Lot#126 縫い始めます。 鍵ホルダーが可愛い。 ↓ なんだか硬い、、、。 なんとなく大変そうな予感。 ↓ ヘリを落として磨きます ↓ いや〜大変でした! 毎回ひっくり返せる気がしないのですが、縫い終わって返し始めてみるとマチのところが両方とも硬くて返せない、、、>.<“”” ジッパーのところも、、、T.T 今回は苦労しました! どうする?どうする! このひっくり返す作業だけは厚みがある革を使う宿命というか試練というか本当に大変。 持ち手をつけます! いつも一緒にいる妻のために作りました。 kudu/ブラックのサコッシュ、エルバマット/レッドのハンドバッグ、クロムエクセルのハンドバッグ、クロムエクセルのショルダーバッグ、そして初めてサイズを伝えられたプエブロ/カスターニョのショルダーバッグ♪ オリジナル感あってなかなか良いです。 肩ベルトの穴も二つだけ。世界で二つしかないショルダーバッグの完成です。 また機会があればもうひとつ作るかな、、、

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プエブロレザーのショルダーバッグ製作 / Black

前回に引き続きプエブロレザーのショルダーバッグ製作です今回のお色はブラック!自分用です♪今まで持っていたのがクロムエクセルのショルダーバッグとても使いやすくて、肩にかけても手で持ってもお気に入りでした 後ほどお見せしますが「もう少し横に大きくしたい」でも「お気に入りのバランスは崩したくない」 縦と横のバランスってとても大切シンプルだけど良いよね♪ そんな見え方ってありますよね ただただ、、、手荷物が窮屈なだけの悩みですが ^^;縦とマチはそのままで左右1cmづつ大きくしてみます ↓ プエブロレザーですコニャックのショルダーバッグでも説明しましたがこのレザーは素敵ですね♪最初は起毛状になってますが「使い込むほど個性が出てきて艶が味わい深いバッグに変化する」らしいです ↓ プロはいちばん上質な箇所からカットして作り出すらしいですもったいなくてそんなことはできません!独学でそもそも趣味で作っているンですから端から余すことなく型紙を合わせます ↓ 型紙を切り終えたら裏漉きを必要なところだけします ↓ ジッパーを選択ビンテージ揃いですね ↓ 今回はコレ!ブラックレザーには真鍮が似合います ↓ 僕の作るバッグの特徴でもあるジッパー周りのステッチ縫い手縫いだからこその雰囲気が出ますね ↓ 続いて持ち手ですいつもより「細く」をイメージしてます縫う→フリーハンドでカット→コバ処理力を入れて縫うと少しRになります持ち心地につながりますね ↓ 鍵入れを作りますカバンの中に入れた自宅の鍵、、、皆さんはどこに?ジッパーを開けたらすぐそこに♪ そんなイメージです僕は車のサブキーを入れてます鍵入れだけはクロムエクセルレザーを使用してます革の柔らかさが収納しやすいと思いましたので。 ↓ 肩ベルトにバックルとベルト通しをつけて全てのパーツ完成です ↓ 今回もプエブロレザー用に作った刻印を押します ↓ 本革の輸入レザーには「大きさと等級」が印字されていますプエブロレザーは半裁でもそんない大きいサイズは無いそうです161デシですから大きい方ですね。1級ですから最高級のレザーということになります ↓ バッグの形に貼り合わせますたまたま1級印字が押された箇所になりました ↓ 必ず取り付けるLotナンバー119作目の製作品という意味です ↓ 革の厚みが2.3mmですので二枚合わせて縫い厚が5mm弱になります縫いが甘いと返した時に縫い目が出てしまうので「かなり力を入れて」縫います縫い方で仕上がりが変わってくるので難しいですね ↓ 縫い終わったら余分な端をフリーハンドで切りますコバ処理もしますがそんなに丁寧にはしませんそこに拘りは無いので。 ↓ 次の作業がいちばん難しい! というか手際よく丁寧に手を止めない!なかなかの難しさです 傷をつけないようにできるだけキレイにひっくり返します必ずシワが残ります使っていくうちの付くシワだと考えればそんなに気になりません形が保たれて入ればカッコよさにも見えてきます ↓ 持ち手を付けます今回はさらに細めをイメージしたのでスッキリした印象になるかと、、、 ↓ 底板をカット ↓ 完成です♪後ほど前回製作したコニャック色のと大きさ比較をしますがそんなに大きく見えなくてカッコイイかな♪女性に持ってもらいたいバッグな印象ですもちろん男性でもOKですけどね(販売はしませんよ。自分用ですから ^^;) ↓ 完成ギャラリー ↓ コニャックカラーのバッグと並べてみました少しだけ横広に見えますねデザイン的なバランスは崩れてないので気に入りましたどんな風に経年変化するんだろう? 楽しみです コニャックカラーのプエブロレザー ショルダーバッグは販売中です! Shoulderbag 303. (Cognac/Pueblo)116 ↓ 比較ギャラリー ↓ 左が今まで持っていたクロムエクセルのショルダーバッグクロムエクセルは茶芯なので茶色い部分が見えますね艶感も違いますがプエブロレザーは使い込むほどに変化していくので使用者の持ち方や使い方で味わい深いカッコよさが生まれてくるンでしょうね 今回はここまでですまた機会があれば使い込んだプエブロレザーのショルダーバッグをお見せできればと思います

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プエブロレザーでショルダーバッグ製作

プエブロレザーはイタリア・トスカーナ州に拠点を置くバダラッシカルロ社で生産されています バダラッシカルロ社は世界的に有名なタンナートスカーナ州に10世紀以上に渡って受け継がれてきた伝統的な鞣し製法「バケッタ製法」を現代に蘇らせたことで知られています プエブロレザーもこの製法によって作られています 原皮となる生後2年以上の雌牛のショルダーを使用純度の高い牛脚油でゆっくりと加脂しながら時間をかけて植物タンニンと一緒に鞣していくそうです これによって油分を豊富に含んだプエブロレザーは柔軟性と強度に優れ滑らかな手触りの革に変化していきます 鞣しに化学薬品を一切使用していないことでも有名です プエブロレザーの特徴は「細かな傷が付いたザラザラとした表面」にあります革表面を真鍮製のブラシで擦り「革にわずかに残った細かな毛を毛羽立たせています」 この特別な見た目とマットな質感は、他の革には決して見ることのできない独特の雰囲気を演出しています 経年変化が素晴らしく徐々に色が深まるように変化していき艶が現れます 革製遺品で有名な『 sot 』でもプエブロレザーについて丁寧に説明されています興味のある方は下記載のURLからご覧下さい 購入先が少なくてなかなか手に入りにくい高級レザーですパダラッシュカルロ社が定めた等級がレザーの裏に印字してあります左の3桁がレザーの大きさ右が等級です購入品は1級ですね♪ ↓ 型紙から裁断していきます ↓ 持ち手から作っていきます ↓ 内側につける鍵入れを作ります僕の場合は車のサブキーを入れてますがバックの中で鍵を探している人には助かるかもしれません ↓ 全て手縫いで力を入れますので裏漉きは薄すぎないようにしてます ↓ ジッパーを選びます ↓ ジッパーの取り付け僕が作るバッグはジッパーのステッチが特徴です ↓ サイドパーツを付けます ↓ 肩ベルトを作っていきますバックルも拘って選んでます ↓ 全てのパーツが完成です ↓ プエブロレザー用に作った刻印を入れます ↓ パーツを張り合わせてバッグの形にします ↓ Lot#116です ↓ 手縫いしていきます数カ所で縫うコツみたいなのがありますがなにしろ力を入れて縫います ↓ ひっくり返して持ち手を付けていきます(ひっくり返すのは丁寧に、そして慎重に!を意識してます >.<“) ↓ カバンの中はシンプル 完成品ですコニャックの色は画像よりもう少し濃いめですディスプレイ環境で明るめ、もしくはオレンジに寄るかもしれません実際の色は高級感あるブラウン(コニャック)カラーです STORESで販売いたしますオリジナルの世界にひとつしかないショルダーバッグです♪ ↓↓ rolleirollei -online shop- STORES店 出品URL https://rolleirollei.shop/items/63531ac94292bf2480ee31c9

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