プエブロレザーはイタリア・トスカーナ州に拠点を置くバダラッシカルロ社で生産されています
バダラッシカルロ社は世界的に有名なタンナー
トスカーナ州に10世紀以上に渡って受け継がれてきた伝統的な鞣し製法「バケッタ製法」を現代に蘇らせたことで知られています
プエブロレザーもこの製法によって作られています
原皮となる生後2年以上の雌牛のショルダーを使用
純度の高い牛脚油でゆっくりと加脂しながら時間をかけて植物タンニンと一緒に鞣していくそうです
これによって油分を豊富に含んだプエブロレザーは柔軟性と強度に優れ滑らかな手触りの革に変化していきます
鞣しに化学薬品を一切使用していないことでも有名です
プエブロレザーの特徴は「細かな傷が付いたザラザラとした表面」にあります
革表面を真鍮製のブラシで擦り「革にわずかに残った細かな毛を毛羽立たせています」
この特別な見た目とマットな質感は、他の革には決して見ることのできない独特の雰囲気を演出しています
経年変化が素晴らしく徐々に色が深まるように変化していき艶が現れます
革製遺品で有名な『 sot 』でもプエブロレザーについて丁寧に説明されています
興味のある方は下記載のURLからご覧下さい

購入先が少なくてなかなか手に入りにくい高級レザーです
パダラッシュカルロ社が定めた等級がレザーの裏に印字してあります
左の3桁がレザーの大きさ
右が等級です
購入品は1級ですね♪





↓ 型紙から裁断していきます


↓ 持ち手から作っていきます



↓ 内側につける鍵入れを作ります
僕の場合は車のサブキーを入れてますが
バックの中で鍵を探している人には助かるかもしれません


↓ 全て手縫いで力を入れますので裏漉きは薄すぎないようにしてます

↓ ジッパーを選びます

↓ ジッパーの取り付け
僕が作るバッグはジッパーのステッチが特徴です



↓ サイドパーツを付けます

↓ 肩ベルトを作っていきます
バックルも拘って選んでます



↓ 全てのパーツが完成です

↓ プエブロレザー用に作った刻印を入れます

↓ パーツを張り合わせてバッグの形にします

↓ Lot#116です

↓ 手縫いしていきます
数カ所で縫うコツみたいなのがありますが
なにしろ力を入れて縫います



↓ ひっくり返して持ち手を付けていきます
(ひっくり返すのは丁寧に、そして慎重に!を意識してます >.<“)

↓ カバンの中はシンプル

完成品です
コニャックの色は画像よりもう少し濃いめです
ディスプレイ環境で明るめ、もしくはオレンジに寄るかもしれません
実際の色は高級感あるブラウン(コニャック)カラーです
STORESで販売いたします
オリジナルの世界にひとつしかないショルダーバッグです♪
↓↓ rolleirollei -online shop- STORES店 出品URL
https://rolleirollei.shop/items/63531ac94292bf2480ee31c9

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