「フィルムに気泡跡が残る」の続きですが実験現像してみたらフィルムメーカの違いでいろいろと気づくことがありました。
メーカーの違うブローニーフィルムを同時に現像してみると乾燥時にフィルムの反りの違いに気づきました。
この写真は風呂場で3時間経過した後に除湿機のある部屋に移動した直後の状態です
Kodak T-MAX100の方が反りが目立ちます。ILFORD fp4の方も少し縒れてます。同じ現像タンクにKodak T-MAXとILFORD fp4を入れて現像作業をしたことがなかったのでフィルムの反りの違いを確認できました。
イルフォードはフィルム面が薄く柔らかい印象。コダックはフィルム面が厚く硬い印象。今回は気泡跡の確認のため実験をしていますがフィルム現像としてはキレイに仕上がっているようです。
KodakとILFOLDの文字もキレイなグレーなのでこの2種類のフィルムを同時に現像は可能みたいです。(現像手順と薬剤はメモとして後日掲載予定デス)
フィルムの反りで悩んでいる方がいるようですが原因のほとんどが湿度だと思います。風呂場の環境では反りがどうしても出てしまいます。
風呂場でホコリなどが付かないぐらい乾いたら除湿機(50%設定)のある部屋にフィルムを移動して吊るし干しを継続してください(除湿機の風が当たらないように!コレ大事です)
それでも反るようであればフィルムホルダーに入れた後に平らな面に挟み込んだ上から2キロほどの重さの物を乗せれば翌日には真っ直ぐになります
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