フィルムに残る気泡跡は現像方法で改善できるのか調べてみる

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film development

「フィルムに気泡跡が残る」について続きです

前回の投稿 Click here! ↓
ブローニーフィルム現像後の気泡跡について調べてみる

ブローニーフィルムをILFORD fp4からKodak T-MAX100に変えてから気泡跡が目立つようになり現像液や現像方法を再確認をしています。イルフォードフィルムの現像時はID-11という粉末の現像液を24時間以上前にメーカー指定通りに作り準備をして使用していました。コダックフィルムの現像時はT-MAXデベロッパー 5Lを使用しています。希釈液なので現像直前に作っています。現像方法は皆さんご存知通りコレといった決まりはなく、撹拌の仕方や液温でタイムも変わってきます。仕上がったフィルムを確認しながら満足できる現像方法を見つけだすしかありません。今回は実験の為Kodak T-MAX100とILFORD fp4 120を同じLPL現像タンクに入れてフィルム現像しました。結果は下記載の現像環境と現像手順でブローニーフィルムはとてもキレイに仕上がりましたが、フィルムスキャン結果(3200dpi/2000pix × 2000pix )からT-MAX100に小さな白い点(フィルム面には黒い点)を見つけました。ILFORD fp4からは見つからないのでT-MAXのフィルムが原因なのでしょうか? フィルム面をルーペで見てみると気泡跡とまで言えない小さな黒い点が見えます。そのフイルムに付く黒い点が気になる箇所は曇り空や日差しなどグレーかかったフィルムの上部に現れます。気泡とは泡のような跡のことですから今回の黒い点は違うように思えます。T-MAXの粒状性というのが気になります。スキャン時の白い点は12枚全てに出ているのではなくて1枚、あっても2枚です。被写体環境や構図で見つけることができるようです。では印画紙にプリントしてみたらどうなるのか?ということですが、1年に数回しか引き伸ばし機を使わなくなっていますので即結果を求めるのが困難です。気になっていることではあるなので大きく引き伸ばしたいネガリストの中に気泡跡?ネガも入れておきたいと思います。機会があれば報告します。

bubbledevelopingtesttmax

bubbledevelopingtestilford

今回のフィルム現像手順をメモとして記載しておきます
予備水洗には賛否両論ありますが気泡跡を残さない方法としては実施してみても良いと思いました
綺麗なグレーのフィルムを作りたい人も試してみると良いと思います

【ブローニーフィルムの自宅現像】

現像場所
風呂場内(洗面所の環境)
室温26℃

LPLタンク使用(ブローニーフィルム2本用)
900ml
Kodak T-MAX100 1本
ILFORD fp4 120 1本

液の温度
全て20℃にする(予備水洗、現像液、停止液、定着液、前水洗5杯、水洗促進剤、本水洗、ドライウェル)
撹拌しない時は20℃の水を入れたステンレス製のボールに入れて待機

タンクの底を叩く動作について
マンションに住むんでいる為ドン!ドン!ドン!と叩きつけることができないので「左の手のひらににタオル乗せ右手にタンクを持ち気泡を取る動作を行う」タンク内注入後と撹拌後に5回強めにタンク底を叩きます

【現像方法】
1.
予備水洗 20℃
タイム 2分半(デジタルタイマーセット)
前回の投稿に書いた通り、現像前に行う予備水洗のタイムを2分半にしてみた
インターネットで調べてら2分〜3分撹拌を推進していたのを参考に

2.
現像液 20℃
タイム 5分30秒(デジタルタイマーセット)
注入して最初の撹拌30秒
次からは10秒のときと40秒のときに20℃の水を張ったボールからタンクを持ち上げて2回撹拌

3.
停止液 20℃
900ml
酢酸希釈液を使用
タイム 1分半(デジタルタイマーセット)
注入して1分撹拌

4.
定着液 20℃
900ml
RAPID FIXER フィルム・印画紙兼用定着剤 5L用
タイム 5分(デジタルタイマーセット)
注入して最初の撹拌5回
次からは10秒のときと40秒のときに20℃の水を張ったボールからタンクを持ち上げて2回撹拌

5.
前水洗 20℃
900mlを5杯用意
イルフォード方式と呼ばれる本水洗前の作業でフィルム面に付着しているステイン剤を取り除くことができる。紫色やピンクの色が残らないきれいなグレーフィルムに仕上がります
1杯目05回撹拌(濃いピンク色排出)
2杯目10回撹拌(濃いピンク色排出)
3杯目20回撹拌(薄いピンク色排出)
4杯目30回撹拌(ほぼ透明なピンク色排出)
5杯目30回撹拌(無色排出)

6.
水洗促進剤 20℃
900ml
フジQW
1Lの水にQWを半分溶解してから100ml捨てて900mlにする
(この溶解が不完全だと粉末が残ってフィルム付着するように思えるので注意が必要)

7.
本水洗 20℃
タイム 5分
大きな容器に水を出しっぱなしにしてタンクからリールを取り出す
両手にリールを持ち、水の中で前後にゆっくり動かし続ける(撹拌動作)

8.
ドライウェル 20℃
タイム 30秒
フジドライウェル 水2リットルにドライウェルをキャップメモリ上まで入れて混ぜる

9.
フィルムをリールから取り吊るし干し
風呂場などの湿度がある環境ではフィルムが反ります
埃が付かない無風な環境で乾燥させますが3時間経過すれば移動可能です
乾燥機を使用し湿度を55%ぐらいに保つとフィルムがまっすぐになってきます
(乾燥機の風をフィルムに直接当てないことが大事です! 吊るしたフィルムが揺らがないようにしましょう)
冬でも6時間吊るし干しすればフィルムケースに収納可能

Click here! ↓
フィルム現像の参考書となる素晴らしいWebページ「暗室のすすめ」

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Hello everyone! I am Japanese. Self-development and self-print using a film camera is a hobby. Use camera Rolleiflex 2.8C Planar Rolleiflex 2.8F Planar HASSELBLAD 500C / M & Planar T* f=80mm Leica M6 TTL & Summicron 50mm / f2.0 2nd Wordpress blog post is not all been Rolleiflex photography. My other sites. Flickr URL https://www.flickr.com/photos/rolleirollei/ tumblr URL http://rolleirollei.tumblr.com/ Let's enjoy your photography♪

3 thoughts on “フィルムに残る気泡跡は現像方法で改善できるのか調べてみる”

  1. Pingback: ILFORD fp4 Plus120 ブローニーフィルム | 瀉眞の音 Rolleiflex Photography

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