僕の家族が持つミネルバボックス (Minerva box) というイタリアの革を使った手作りバッグ
随分前からから気になっていた素敵なエイジングとなんとも言えないジャムのような色♪
数日前までまでプエブロレザー (pueblo) に没頭してました。
厚みのある革を縫い上げて最後にひっくり返す作業の大変さから逃げ出したい、、、
そんな気持ちからミネルバの革に気持ちが向かってしまった。
そんな事情の話し。
僕の作る作品には必ずナンバーがついてます。(非売品やプレゼント品は除く)
気がつけば僕にとって大切な 303 作品目となりました!
そこで、自分用にミネルバボックスで僕の持ちたいバッグを作ります♪
画像のバッグはgarageというショップ経営をしているmai(お嫁さん)のバッグ
僕がバッグ作りを始めるきっかけとなった数あるバッグのひとつ

シボといって革を柔らかくする工程で出来上がる模様です。
ミネルバボックスの場合はシボは均一ではなくて、大きさやカタチ、シボが有ったり無かったり、選ぶ革によって好みが別れるのも悩む選択理由になります。
しかし、、、maiのバッグは美しい経年変化です

いつもお世話になってる浅草の革購入店はミネルバボックスを販売してるので見せてもらうことに。
初めて見せてもらいましたが、、、
この革があの色にまで変化するのっ! 驚きしかありません
鮮やかすぎません? 購入店の革倉庫には経年変化した作品も置いてあります。
確かにこの色 (papavero) があの色になるんです!

たくさん広げて見せてもらいました。毎回親切に対応してもらえて自分は幸せ者です♪
選んだのは上の写真の革で、シボが均等に入っているのを選びました。
ミネルバ初心者ですから ^^;
もちろん1級品質の革です
少し小さめの145デシ

現行の厚みが 1.6mm~1.8mm みたいです。
僕にとっては薄いな〜、な感覚です。柔らかいです。
ひっくり返すの余裕〜♪なのも良い。
柔らかいということは手縫いは難しいということでもあります。
あまり締めて縫いすぎると革が寄るのかな?
仕上がったフォルムに良い影響が出る縫い方がイメージであれば必ず素敵なバッグになるはず!
ミシンでは出せない感覚的な仕上がりです。maiのバッグを見れば分かりますよね。
作りたいバッグはやはり正方形に近いです。
maiのバッグよりは大きくてマチは3倍以上広く。
今回はショルダーベルトを取り外せる2Wayタイプにしてハンドバッグとして持つ!
ショルダーベルトは最近作ってるあのカタチで。
ショルダーもエイジングしたら、、、オ〜なんとも素敵な♪
あの色を男性が持つ! 有りじゃないですかね。
ン〜、、、どこから作り出すか悩むな。
気が向いたらこの続きを投稿します。
型紙を作る
間口を広く!にハマってるのでサイドパーツをバランスよく、いやフォルムを意識して低くします
ジッパーの見せ方
ミネルバボックスは皮が柔らかいのでkudu革のバッグLot#299より狭くしてます
持ち手
自分用なので短く!短く!
刻印
型紙にはpuebloの文字があります
シボに打てるならminervaで作るかな〜
刻印がダメでも焼印ならできそうだし。

この日のために保管してあったTALONジッパーのビンテージ
8号サイズのダブルジッパーで探しても見つからないでしょうね〜
1本1500円だったかな。 革がやわらいからジッパー重いかな〜
ん〜
いつも通りの5号サイズかな。
帯はレッド系でスライダーヘッドはこの二択。
悩む〜

早朝に型紙のボディーにジッパーとサイドの型紙を貼るイメージで合わせていくと、、、長さが足らないこのとに気づく。 危ない、危ない。 もっとジッパーが長くなるんだ! みたいな。
サイドの高さを15mm高くしてジッパーも両サイド50mmぐらい長く修正。
あんなに素敵な色に経年変化するなら、、、
今後のためにも実物の変化(エイジング)を確かめた方が良いんじゃない?
、、、ということで
いつもバッグを作る投稿の中にバッグ以外の作品が入り込みますね。
今回はこのミネルバボックス (Minerva box) でスマートキーケースと小さな小さなポーチと・・・を試作します。
丸革で購入すると端の部分に波打つ箇所が必ずあります。
そこをあえて使用して切り出します。エイジングを知るためですからここでいいんです。

ん? よ〜く見ると1箇所カッター跡がありました。
受け取り時、開封にカッターは使用してないので、こんな事もあるんですね。
波打つ箇所に型紙を合わせて切り出し準備。矢印部分は全て波打ち。
スマートキーケースは折りまげるところを上手く合わせてます。
(シボもないところがどうエイジングするのか?も確かめます)←背骨部分

見えてますかね?
短めチャームも3本作ります!
素敵な女性お二人にエイジングレポートをお願いする予定です。
チャームといっても毎日触る物に付けてもらい「本当にあのバッグのような経年変化をするのか?」確かめてもらいます。 勝手に送りますのでポスト投函されたらミッションを開始してください!

気になっていた波打つ部分の切り出し後ですが、、、波打ってない ^^;
ミネルバって柔らかいから面積が小さいと平らに戻る?
切り出してみると、、、このシボがあ〜なるのかぁ♪ なんだか楽しい実験だ〜。

厚みを測ると、、、2.1mmあるじゃぁないですか!
バッグ作るにはとりあえず「出来る♪」そんな厚みです。

今回の目的のもうひとつ、、、刻印は打てるのか? このハギレで実験します。
ただ打つのももったいないので、刻印(もしくは焼印)が打てるなら革端を上手く利用してキーチャームにしてみます。これもレポート対象に?

今回のミネルバボックスの大きさは154デシ。
横に広げるとテーブルサイズぐらいです。バッグはふたつ作れるのかな。
今後の作品とし「この色がこうなります♪」
サンプルが必須!

ミネルバボックスに刻印や焼印は打てるのか、、、 の話し
刻印は無くても良いのでは?
最近はそういう思いもありますが「キレイに打てれば(押せれば)あってもイイよね」とも思う
実際に色々実験してみると、、、
焼印は難しい! 焦げる! 下手くそっ!
刻印はなんだかできそう♪
シボじゃないところならキレイに入るんだな。

そこで全てが試作のレポート用だから気にせず打ってみることに。
これならminervaの文字を入れた刻印を作るかな♪
実験なので全てpuebloの文字ですが革はminerva。
本当にあの色艶までエイジングするのかな?
糸の色で悩む。
maiのバッグは黒の糸。経年変化した色をイメージすると黒もありだよなぁ。
とりあえず今は一番右の#666で、、、。
これじゃバッグを作り出すのはだいぶ先になるかなぁ〜。

スマートキーケースとポーチが仕上がりました。
ほんとにあのバッグのようなエイジングするのかなぁ〜 ^^?

再確認です
使い始め → 経年変化


自分用のkudu革ポーチと比べてみると同じ型紙でもフォルムが変わって見えますね。 もし、あんな素敵なエイジングをしちゃったら、、、 それはそれはステキなアイテムだと思うんですよ♪
刻印は仕上げの段階でひっくり返す商品には向かないですね。文字とかロゴ全体が伸びてしまうかな。

妻が「あんな色になるなら使うから作って!」、、、なスマートキーケース。
もしあんな色になるならイイよね〜♪
スマートキー持ってないのに何入れて持つのでしょう?
本日、お二人の素敵な女性に郵便で発送します!
ポストの投函されましたらミッションを実行してください♪
New! Bag Lot#303 の製作に入る前にミネルバボックス (Minerva Box) の経年変化を解説してくれてるサイトを見つけました! プロのクリエイターさんは技術も知識も素晴らしですね。
パパベロという赤はやっぱり素敵な経年変化をするようです♪
レポート依頼の2名+1名に革の変化を段階的に聞きながら面白楽しく作品作りします。
そうそう! 最初に紹介したmaiのバッグは今年で11年目だそうです!
自分の宝物バッグ、、、お持ちですか?
なんだか気持ちが温かくなるのは僕だけでしょうか♪
その人の生き方とかすごく大切だし、自分の数年前を振り返られることってステキだな。
そんな大切な家族のはなし。
ご紹介サイト
(一番下の財布がパパベロ papavero )
ミネルバ・ボックスの経年変化について。革の経年変化のきれいと汚いの違いは?
早朝からミネルバを広げてシボの好みを選びます。
購入時に確認はしてますが自分用なので「ここしかない!」という場所を再確認します。
、、、と同時に床面に押された1級スタンプもバッグ裏のどこかに残したい。

丸革を広げた時に「何が何個作れるか?」も同時に思い浮かべてイメージします。 プロは一番良い所で各パーツを切り出して残りはハギレ!とかになるらしいです。 そんなことはもったいなくて出来ません! 購入時に倉庫でこの革を選んだときにボディーはココ!と思った通りのココに決定。 その他のパーツもなるべく寄せて無駄のないように。 やっぱり貧乏性だな。

丸革を購入すると動物ですから必ず背骨の部位があります。 今回はその背骨部位をショルダーベルトに、、、とも思ってたんですが「ショルダーもシボのエイジングを見てみたい♪」 気持ちに負けました。 もうひとつバッグが作れますので、そっちは背骨部位をショルダーベルトにあてます。 背骨部位の方が少し革が硬めなのでベルトには良いと思うんですよ! たぶん刻印もキレイに打てると思うんですよ! 次回作のバッグを購入された方がこれを見たときに残念に思わないように、、、。だってあの艶色になるンですから♪

型紙から切り出し線を引きました。
こんなのブログに載せたらマネされるのでは? まぁ、素人の趣味ですからね。 タグチにしか作れないバッグに仕上げれば良いだけです♪
あそこが波打ってますが、今回がプエブロではないので大丈夫なはず! レポート用のポーチでも確認済みです。、、、ちょっと不安。だからプロは丸革でバッグひとつしか作らないのかな ^^;

1級のスタンプはジッパーの裏側に!
ジッパーラインで切り取られてしまうけど14と1の数字は残るかな。まぁ、どうでもいいことです。

早朝5時からの切り出し作業終了

今回のミネルバはどこの厚みを測っても 2.1mm~2.2mmです。
少し硬いな、、、みたいなところはあっても均一な厚み。
縫い終わってしまえば原厚のままでも余裕でバッグのフォルムに仕上げられます♪
楽しさがバッグのフォルムに置き換われば宝物になるはず!

ジッパーをどれにするか、、、
ニッケルシルバーのビンテージTALONを付けたい!
そうなるとリベットもシルバー系になる
在庫をいろいろ試してみたけど、、、

ジッパーを貼り合わせる
革選別1級スタンプはここに。ジッパーの帯が乗ると1の数字しか見えないんだな。
ジッパーはだいぶ悩んでTALONの真鍮に決定。
帯は黒のしか在庫がないので黒!
今回の切り出しは帯すら見えない幅なので気にしない、気にしない。ちょっと気になる。
各パーツの縫う準備ができたけど糸の色をどうするか?
ナンバーもどこに入れるか?
ん〜 悩ましい。

縫い糸の色は#666
ミネルバボックスの赤(パパベロ)の経年変化知りたい!
小さなアイテムを使用して確かめてもらうミッションが始まりました!
ステキな女性お二人と妻が担当です。
毎日アイテムを触りましょう♪ よろしくお願いします。
今回作るバッグのジッパーがとても長いです(僕が作ったバッグでは最長)
ミネルバは厚みの割に革が柔らかいので手縫いはベロンベロン?たるんたるん?して固定するのが大変。
「何をこだわって手縫してるの?」とか思う人もいらっしゃるでしょうね〜
ミシン糸とか革用の縫い糸を使ってませんからっ!
「手縫しか出せない縫い目」、、、そこに拘ってるんですよ♪

糸は黒にしようかな〜、と迷いましたが、経年変化に数年かかるとすると糸の色も沈む(暗く)と思います。汚れるともいう? 作りたての状態で黒の糸だと結構なインパクトになると思ったので、ここは最初にこの色かな、、、と#666の色で持ち始めから違和感なくいきます。
持ち手も同色の糸で縫い終わりました。
エッジを落としていよいよコバ磨きをしてみます!
今回は仮にエイジングしたら、、、を再現したくて磨きを丁寧にしてます。
(いつも丁寧じゃないわけではありませんからね)
光の角度ではそんなに? に見えますが、、、。

角度を変えるとこうなるんです♪
数年後にはバッグ全体がこの色艶になったらステキでしょうね。
maiのバッグに近いと思うので「あのバッグはパパベロということで確定」でしょう。

次の作業はショルダーベルトを縫う!
これもクニャクニャ。 そう!クニャクニャだな。

各パーツの仕上げ作業へ
ショルダーベルトに縫い糸を通していきます。
糸が入ることで引っ張らても伸びないそうです。
とても面倒です、、、。縫ってて退屈です、、、。

ジッパーとサイドは貼り合わせただけの状態、ショルダーベルトもリベットを通しただけで打ってないです。
僕が使用するリベットのほとんどは購入店のオリジナルリベット(真鍮製)で1個250円ほどの価格。ショルダーベルトだけで4個使ってます。今回のバッグには初めて大きいリベットを打ってみます。ちなみに一個350円ほどします。「どんなリベットでも同じじゃない?」そう思う人もいるでしょうね〜。
作り手の自己満足です♪
ジッパーのスライダーヘッドとDカンとリベットが限りなく同じ色にしたい!
シンプルなのに何か良い♪ そこが拘り。

シボってミネルバボックスに限ってなのか分かりませんが、、、
均等に入ってないんです。 新しい革の状態だけを知ってたら「何か疑問が出てしまう」と思います。
僕の作るバッグはボディーが前後繋がってるので(全面→底面→後ろ面)一枚革ですから、このようなシボの入り方に違いが出ます。 大きなシボの方が柔らかい感触で、細かなシボの方が少し硬さを感じます。 シボが入ってないとさらに硬いかな。 片方だけクニャクニャにならなければ良いな〜。
バッグの中に取り付けている鍵ホルダーを今回は付けない!
そう決めてたんですがLot#303のナンバーの入れどころがない。
今回はプエブロのコニャックで鍵ホルダーを作ります!
大体がkudu革で作ってたのでタグのナンバー入れてましたが、タグではなくて鍵ホルダーに直接刻印のように打とうかと、、、。
だいぶ前に購入したコニャックのハギレなのですでに柔らかくなってます。
パパベロにコニャックは合うかな♪ってこの色にしました。

次回はバッグの形に貼り合わせるところまで。
今朝は貼り合わせるところまで出来ない、、、。
昨日ショルダーベルトのリベットを全て打ち終わり
ショルダー軽いな〜、肩に掛けるには最適なのかな〜、ショルダー付けたままハンドバッグとして持つにはど〜なのかな。 ん? 糸で縫ってない両端の革がバッグの重さでだいぶ伸びるかも?、、、とかいろいろ思うことはある。

ジッパーパーツとサイドパーツを貼り合わせてギュ〜っと縫い付けた後、リベットでDカンが付いた革も合わせて3パーツを固定。 バッグの重さがかかる大切な部分。 予定していた大きめリベットを通したときに「矢印の部分が食い込むな」と。 小さなリベットに変更!
誰しもが思う「この方が良いでしょ〜」。
分かってるんですよ!
全てのパーツを貼り合わせてバッグのカタチに。
鍵ホルダーをプエブロレザーで作って刻印を打ってみる。
minervaの文字を入れて刻印を作ってみた。
練習もせずにプエブロに打ってみたら意外に柔らかくて、、、難しい〜
貼り合わせたバッグを触ってみて「ホントにmaiのバッグと同じ革なのか?」
何回めの?だろう。 また半信半疑のなってきた。
自分でも検証中のパパベロ色の経年変化
ン〜、変わらない? 少しかわっかな?

皮が柔らかいので貼り合わせは余裕〜

今回のバッグは大きく見えます! ひっくり返すまでは何とも、、、だけど。
あとは長〜い糸で丁寧に縫って、縫って、縫うだけ。
刻印の打つ練習をする
製作をお願いしてる26engraveの望月さんのアドバイスによると、、、
プレス機による手動で押し込み刻印を入れる(打つ)方法はコツが入ります!とのこと。
(ハンマーで叩いて刻印を打たない)
手前の方がどうしても浅目に押されてしまうらしいので「革を180度回転させてもう一度押し込む」と良いらしい。
最初の押し込みでどの程度圧力をかけるのか、、、。
その辺が革の厚みや弾力によっても違うので感覚とか慣れとか必要だな。
一番上の刻印が練習の成果!

ショルダーベルトに刻印を打つ!

5分の1ぐらい縫う

手縫いについて少しお伝えしようと思います。
ミシン縫いは革を貼り合わせたら縫い線、もしくはミシンガイドアダプター?に沿ってカッタン、カッタン、もしくはダァ〜〜〜〜〜っと縫っていきます。 貼り合わせたところに寄りも全く出来ない綺麗な状態で仕上がります。 それをひっくり返すとキレイな曲線や直線がバッグフォルムとなって仕上がります。
左右対称、キレイなバッグライン、、、
それと、ミシンは糸が交差しません!
上糸が下糸をくぐって戻ります。
全て手縫いで、グイグイ締めてたり、締めなかったりして仕上がったフォルムをイメージしながら縫っていくと、、、
上糸は下に、下糸は上に、交差して縫い進みます。
だから締められます! そしてひっくり返した時に縫い目を見せない仕上がりを追求できます。
何だか愛らしくて、何でこのカタチになったの♪
そんなバッグのフォルムに仕上がります。いや、仕上げたい、、、かな。
特に底の角や上のアールのところは意識して縫ってます。
ミネルバボックスはとても縫いやすい革みたいです。
バッグのフォルム=何か良い♪=作りたいバッグ
『なんて愛おしい』(かわいく大事に思うさま)
購入者様からよくお聞きでするこの言葉です
四角いものを四角く縫ったら四角くなります。
四角いものを締めながら縫うと角は縮み、直線は短くなります。
ミシン縫いではできない仕上げ方。
今日中に縫い終わりひっくり返す予定です!
思ってたよりしっかりとフォルムを保ちます♪
もっとフニャフニャなバッグになるのかなぁ〜と思ってましたが、、、
自分のイメージより上の上にいきました!
何か良い♪
この赤いバッグを持つの?
maiのバッグのような色になるまで持ちますっ!
あんな色にエイジングしたら絶対に宝物♪
ミネルバボックス、、、
経年変化を確証できたらハマりそう。
次回はこれより小さめなショルダーバッグ作ろうかな。
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ピンバック: ミネルバボックスレザーの経年変化を待てなかった話し | 寫眞の音 Rolleiflex Photography