プエブロレザー (pueblo) のタバコ (tabacco)という色でバッグを作ってます。
ショルダーバッグにもハンドバッグでも持てる2Wayバッグ。
STORESでオーダー製作した Lot#293 と同じフォルムのバッグです。
バッグに使われる革には品質を表す階級があります。
プエブロレザーに関しては１級と２級があることを知ってます。 革の製造会社（タンナー）が仕上がった状態で検品を◯級とランク付けしてるようです。 僕の経験からやはり２級の革はそれなりの理由があると実感できてます。 そのへんは作り手しか分からない範囲かもしれません。
プエブロレザーには革に押された階級スタンプがあります。 僕はそのスタンプをあまり気にして型紙から切り出してませんが「今回はジッパーの後ろに偶然あります」 １級ですね♪ １５と見えているのは丸革（一頭分）のサイズ表示です。 右の数字が階級となります。
初めて取り付けるWALDESのビンテージスライダーヘッド
もうひとつ初めての試みがあります！
ジッパーの切り出し幅を狭くしてます。 kudu革作品の仕上げ方ではいつもこの幅ですがプエブロレザー では初めて狭くしてみました。 革が2.3mm~2.5mmほど厚みがあるのでスライダーヘッドがうまく滑るか不安でしたが、、、出来上がってみたら良いです！ 革が擦れていく感覚がたまらないです！ 取り付けるスライダーヘッドのサイズや形状でステッチ縫いの位置の微妙な調整は必要ですが「ジッパーをできるだけ見せない」が定番になりそうです。
ショルダーベルトもLot#299と同じにしてます。 プエブロレザー では初めてのショルダーベルトのカタチとなります。 完成までもう少しかかりますが、またご報告できたらと思ってます。
ショルダーベルトが仕上がりました！
下の画像を比べるとだいぶ色が違うように見えますが左が正解です。 kudu革でしか作ったことがない今回の肩ショルダーベルトですが、、、 手縫いは長い >.< ミシンが欲しい、、、。 縫い目ってミシンと手縫いではどのくらいの差が出るのでしょう？ 温かみを出したい＝手縫い＝ステッチのように見せたい。 こだわる必要はないのかな？ 最近思うそんなこと。
各パーツを貼り合わせてバッグのカタチに。
ジッパーの開閉部分が両サイド半分まで届いてるので間口が広く開きます。今回は初めて（プエブロレザーでは初めて）ジッパーがほとんど見えないぐらいに切り出してるので、バッグのアールの部分が上手くスライダーヘッドが開閉するか不安だったり、、、楽しみだったり。
余談ですが、、、
訳あってプエブロレザーの名刺入れ（小物入れ）と同じカタチをプエブロレザーのtabaccoを使って外縫いで作ってます。ブラックより厚みがあるので底のカーブを上手く縫うことができるのか、、、。 上手く縫えたらカッコ可愛いフォルムでプレゼントされたら嬉しいかな♪ そんなこんなで明日は浅草で革を見せてもらいます。
昨日の続き、、、
製作中のバッグは半分縫い終わりました。
グイグイ締めて縫ってるのでひっくり返せたら、返せたらです！モッチリ感が温かみのあるフォルムに見えるはず！
ただ、、、 縫いながら思うことが、、
ジッパーが見えないくらい革で覆われているということは「ひっくり返すときに困難になるのでは？」
だんだん不安になってきた。
、、、で、プレゼント用の名刺入れ（小物入れ）ですが仕上がってます♪
今回は非売品のプレゼントということでLot#ナンバー入れてません
厚みがあるのでなかなかのぷっくり感！
ち〜〜〜さなバッグみたい。
片方の縫い目最後が曲がったな、、、
この辺が詰めが甘い！
プロではないので、、、趣味ですから！趣味。
このプレゼントは毎回お世話になってますからね。気持ちです！気持ち。
今日は浅草で探していた革を見せてもらえます♪
（↓画像ギャラリーはクリック（タップ）すると一枚づつ表示されます）
浅草で欲しい革を見せてもらった話しの続き。
毎回親切に対応してくださるのでとても嬉しいです。
今回の目的はkudu革が入荷したと連絡をいただいたので是非見てみたい！
全部見せてもらいましたが、、、。
それともうひとつ、、、
僕が使った？ 作ったことがない革「ミネルバボックス」を見て触って選びたい！ そんな話し。
ミネルバはシボといって革を四方八方からこねるように揉み込むとできる銀面の表情のこと？ だと思う。 僕が好んで使うプエブロやkuduとは全く違う革です。 実際に触った感想としては柔らか過ぎないぐらいの柔らかさ。 シボの表情は選ぶ革によってだいぶ違う印象。 厚みも若干の違いが分かるけどプエブロやkuduに比べたら薄いかな。 1.8mm程度？ 革が柔らかいので手縫いには不向きだろうな、、、 そんなことも思いましたが欲しかった色の経年変化がとてもステキ！ この色一択で見学させてもらったので悩むことなく選ばせてもらいました。 たくさんの丸革を広げてもらってシボや厚み、色具合や肌触りまで確認させてもらえるなんて嬉しいしか言葉がありません。 プレゼント持参でご挨拶もしっかりしてきました。
次に作るのは自分のバッグと決めているのでミネルバボックス(Minerva box)のパパベロ(papavero)という革をブログでご紹介したいと思います♪ Lot#303
、、、で、kudu革の話しです。
何回かお知らせしてますがkudu革のスエード面がキレイなのはありませんでした。 2022年頃は穴こそあるけどスエードはとても美しい状態の丸革がありました。 野生動物しかいないkuduですから仕方ない状況なんでしょうか？ タンナー（製造元）や世界のクリエイターはスエード面を銀面としていない事も理由になるのかな。 あと血筋跡も多いのが気になります。 スエード（起毛の長さ）が短いのも製造基準の変化だと思います。 あのスエード、、、とても美しかったのに何故だろう？
という事で、僕が好むkudu革に入手は今後も難しい！ですね。
kudu革のスエードを表面にした下記載のようなバッグはもう作れないと再確認した日でもありました。
Lot#148 / Lot#151 / Lot#168 / Lot#198 / Lot#199 etc
今作ってるプエブロのバッグはというと、、、
あと少しで縫い終わるところまできました。
１級のスタンプのところで写真を撮ってみる。
毎回思うこと、、、
全くひっくり返せる気がしない。
プエブロレザー を作る前にクネクネ揉み込んでシボにできるのかな？
それができたら柔らかくなってひっくり返しやすいのでは、、、。
今思うと、、、、
ボディーを切り出して平らな所に置いたときに
片方の底部分（マチ周辺）が波打ってたなと、、、
このバッグは訳あり品決定です >.<“
その詳細は最後に。
↓ 縫い終わりコバも磨いてキレイにできたな〜なんて思ってみたり。
ショルダーベルトに金具を通してみて「あらステキ！」と思ってみたり。
ちなみにこの位置がベルトの長さ120cmです。
短めに持つ女性だったら身長160cmぐらいかな。
（ベルトの長さ調整は135cmまでできます）
Lot#293の時もそうでしたが、このバッグはひっくり返すのが他のバッグに比べると少し楽です。ここまで出来上がるのに相当な時間と気持ちを費やしてます。
気になってたジッパーの見え方とスライダーヘッドの滑り方はというと、、、
ス〜ッと滑ります！ でももう少し狭くしてジッパーを隠してしまう方がさらに良いかも♪
問題の訳あり理由とは、、、
丸革で購入するデメリットなのかもしれません。
広い作業台に大きな丸革を広げた時には真っ平らなのに、型紙を乗せて線を引き終わって切り出してみたら波打つ箇所がある場合があります。
最近は購入店の倉庫で何枚も革を触らせてもらって購入する革を選ばさせてもらってます
この時に厚みとは別に「この革は硬い」とか「この革は柔らかい」とか感触として気づきます
これって鞣しの段階でなのか、オイルの入り具合なのか、、、、
今回もグリージオのバッグの時と同じ経験をまた繰り返してしまったようです
↓ この部分の革が少し気になるんです
前側（ロゴがある方）はまだ良い方で、後ろ側はもっと柔らかいように感じます。 これは革を漉くことなく原厚のまま作り上げてるから感じてしまう欠点なのかもしれません。 購入店でもその話しをしたばかりなのに、、、>.<”
その点も含めて「作りたいバッグの難しさを再確認した出来事」です
↓ この部分がその波打っていた付近ですね。
ここで作るのをやめてしまうか、、、、
完成させて訳あり品として、、、 さぁ、どうする？
持ち手を付けてみる
今回の持ち手も女性が肘で持てる長さにしてあります。
片手で持っても、両手で持っても、肘に掛けても♪
良い意味で楽しいフォルムなバッグです。
間口が広いのでバッグの中も見やすい！
訳あり品ではありますが仕上げてみました、、、。
片方の底部分が作り手としてはど〜しても気になるので、、、。
価格を抑えて販売するか、、、
これは商品にできないな〜、、、になるのか悩む〜
このバッグ（Lot#306）に興味があるrolleirollei -online shop- STORESで購入歴のある方はご連絡ください。 この金額なら欲しい！ みたいなことも知らせていただけると嬉しいです。 価格はSTORESをご覧になりそこからどんどん下げてみてください♪
（５月末まで受付いたします）
これだけはお伝えしたい！
肩ショルダーベルトの価格は¥8,000です。 プラスバッグの値段です。
購入していただける素敵な女性が決まりました！
近日中に東北地方にお届けです♪
寫眞の音 Rolleiflex Photography 