以前投稿したプエブロレザーのグリージオという色のバッグを作るの続き
どうにでもなれぃ!
そんな作業工程がありながら仕上げた自分用のバッグ。
焼けて?急速に色の変化もあり「この革はアカンっ!」そんな印象でした。
思った通り、、、
バッグをひっくり返してビクビクしながらジッパーを閉じたら引っかかりました (T.T
バッグを作る人にとってジッパーの不具合は最悪のケースです。 自分用だから投げやりになって仕上げたバッグ、、、。 しばらくジッパーを開けたまま使ってましたが「ジッパーを取り替えることにします」 さぁ、どうする? そんな修理の話し。
原因はジッパーを取り付けた革に変な癖が(波打つ)ついていたこと! これだな。
自分用ということ、Gibsonのようなトラ目のバッグを作りたい! そこしか考えてなかった結果がこれ。 まだまだへなちょこな作り手です。
作った本人が修理をするのでこのバッグの構造は分かってます。 どこにボンドをしっかり着けていてジッパーの帯はどう処理してるのかも。 覚悟を決めて取り外していきます。
取り替えるジッパーはTALONのビンテージ。 ちょっと滑りはジャリジャリするけどバッグがゴミになる可能性もあるのでコレに決まり!
なんでもそうですが、取り外すのは簡単。 どう復元するか、、、。
いつもジッパーはテープで貼ってます。 修理となると貼り合わせた後に1mm、、、いやズレたら全く開閉しないという最悪の結果もあります。
慎重に、丁寧に、ボンドで貼り合わせます。 この縫い目に同じように縫い付けなきゃいけません!

なんとか縫いました! やはりジッパーの両端はバッグのカタチのまま付け替えるなんて無謀です。 よく縫えたね、、、。 まして、ジッパーの両端を見せたくないので内側を革で隠し処理をしてあります。表の縫い穴と裏の縫い穴に1mmのズレもなく貼り合わせて針を通す! お上手♪
仕上がってから1ヶ月半、、、
初めてジッパーが閉まるバッグの話しでした。
追記です。
プエブロレザーのグリージオというカラーは経年変化というよりも色の変化が早いです! 蛍光灯の光でも色が?革が?焼けてくるグリージオ。 1ヶ月半でほうじ茶のような色にエイジングしてます。 新品のときの色はとてもステキなグリーンですが最終的には濃いほうじ茶色になるようです。
最終的にどこまで色が深まるのか、、、実証してみたい、、、かな。











