kudu革で長財布を製作

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レザークラフト, handmadework

kudu革で長財布を作ってみました
いつもはほとんどの作品がスエード面を表面にしてます。 今回は野性味溢れる本来の表面(傷面)を表現した作品です。 kuduレザーは野生にのみ生息しているキズがあって当たり前の革です。丸革で購入しても凹みや穴が多数あったりします。 その荒々しい革の表情を作品にするのを好んでいるクリエイターも多いです。 僕はスエード面がとても素敵だと思っているのでバッグやサコッシュなどに使用してます。 そんなkudu革ですが「財布にしてみたらどうなの」となりました。 作ってみたのは2パターンで「ひっくり返すタイプ(中縫い)とその逆の一般的な表縫い」です。 作ってみると気づくことも多いですが、カタチだけは好みは変えられないんだな、、、と再確認。

たくさんのクリエイターが財布を作ってます。 みなさんキチッとしてて手作りなのに機械が作ったみたいな作品が多いです。 それはそれで素晴らしい。 でも、僕はそこじゃないんだよなぁ〜、と思うところがあって「カタチとか愛着とか」バッグから取り出した時になんだか楽しい♪ そんなアイテムであってほしいです。

今回作った長財布はどちらも同じ丸革から切り出した革ですが、革の表情がこんなに違うの!というくらい違います。 左のは首に近い部位で革も固めです。 左はお尻に近いのかな。 弾力はあるけどソフトな感じです。

試作品としてメルカリで販売してます。『 kudu 財布 』で検索してみてください
メルカリは出品削除しました(右は購入済みです)

STORESにて訳あり品として販売中です

左の財布はひっくり返した形状です。kudu革を薄くすることなく原厚のままで作ってるので、このサイズだとひっくり返すのも大変でした(特に底角) 右はステッチが見える表縫いです。 裏側を見てもらうとわかりやすいかな。

財布に何を求めてますか? そんなこと考え出したらキチッとした形になっていくんでしょうね ^^; お金を入れておくアイテムで「持ちやすい」「出しやすい」「なんだかこのカタチが好き」があれば良いと思いってます。 横から見るとこんな感じです。

僕が作るものはどれも一点物なので「これと同じもの」とオーダーされても作れないことが多いです。 ひとつを完成させるのに型紙を4〜5枚作り直す作業をするのに2個目は作らないこともあります。 ひっくり返すのが困難で凄く大変だったとか、、、。 出来上がったもので満足しちゃったり。

表の表情がこんなに違うのにスエード面はさほど変わりません。 起毛の長さが少し違うのかな? kudo革のオータムスパイスカラーです。 キャメルのようなウイスキー色。

財布を閉じる作業ってどうですか? 左のは金具をつけて「閉じる」をしてみました。 閉じてる時のフォルムや印象も好みが分かれるとこです。 欲しい物のフォルムって大切です。

お札をどこに入れるのか? カードは? このような長財布を作ってみると入れ場所が決まってしまいます。 一万円札は一番奥で、五千円札と千円札は手前、カードはまとめて真ん中に。 キチッとしたい人はキチッとしたお財布へ、、、になりますね。

左の長財布は丸革の端部分を使って蓋のフォルムを作りました。
これも好みが分かれるところです。

お財布ってまだまだ必要な時代だと思うんですけど、、、
とりあえず自分の財布が欲しい。

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