作業環境
iMac 27inch Rate 2009
OS : Mountain Lion 10.8.5 / Snow Leopard 10.6.8
i1 Display Pro Version 1.5.0 インストール
Version 1.6.1へアップデート
i1Display Pro キャリブレーション方法
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【 キャリブレーション前の注意事項 】
★. i1Display Pro本体をUSB接続しておきます
★. PC使用環境(明るさ)を整えることが重要だと思います。直射日光やライトが直接あたる場所は避けた方が良いと思います。
★. ディスプレイの設定画面(5.•••)にガンマ値を選択する所があります。PC使用目的によって2.2か1.8を選択すると思います。(昔、印刷は1.8で画像は2.2と聞いたことがありますが、今は2.2が主流だと思います)
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【 キャリブレーション方法 】
1. ハードディスク→アプリケーションの中にある「 i1Profilerフォルダ 」をダブルクリック(ソフトウェア インストール時にDockに入れた場合はそのアイコンをクリック)
5. ディスプレイの設定画面が開きます。ディスプレイの光源タイプを確認します(x-rite社は各社のディスプレイ資料から光源タイプを記録してあるようです。使用PCの名前が表示されていれば変更なし)
6. 白色店 CIEイルミナントD65をクリックしてプルダウンメニュー表示します(D65が標準的な設定ですのでこのままでも大丈夫です)
8. キャブレータ本体をPCの前に起き測定をクリック(本体のレンズは上を向いていることを確認)
9. 測定結果が表示されます(PC環境の明るさが計測されます)
輝度は80カンデラから120カンデラが理想だそうです。この結果を測定値に使用しても構いませんしプルダウンメニューから120カンデラを選択しても構いません(キャブレーション結果から判断してください)
11. ここの設定は詳しくありません。画像の環境で実行しましたがICCプロファイルのバージョンはMacの場合は「バージョン4」だと調べました。プロファイルタイプは「マトリクスベース」だと思います。(詳しく調べる場合はx-rite社サポートでお聞きください)
13. パッチセットサイズのプルダウンメニューから大(462)を選択
小・中・大とありますが色が多い方がより鮮明にキャリブレーションできると判断しました
15. ディスプレイにキャリブレータ本体のセッティング方法が表示されますのでレンズを指で触らないようにセットします
16. ディスプレイ中央にセットします(コードに付いている重りで本体のバランスをとります)
17. キャブレータ本体のセッティング位置はディスプレイに表示されています。上下隙間無くセットしましょう
18. バランス良くセットするように指示がでますので完了したらOKをクリック
20. 測定がはじまります(まだPCから離れないでください)
21. すぐにブライトネス(明度)調整が要求されます。明るさ調整ができる場合はAの緑線中央に近づけてください。Bは数字で確認ができます(調整機能が無い場合は何もしません)調整できたら次へをクリック
24. キャリブレータ本体をPCの前に起きます(レンズ格納します)
26. ブライトネス、コントラスト、RGBゲインを手動で調整にチェックが入っているか確認
29. ファイル名に解りやすい名前をつけます(次回キャブレーションのときに前回の日付があると解りやすいと考えました)
プロファイルを作成して保存をクリック
30. キャブレーション結果が表示されます(この状態ではキャブレーション前の色の場合がありますがホームボタンを押すと美しい色に変わります
32. x-rite登録画面が表示されます(Webからも登録できるようです)
登録作業は正直解りにくいと思います。私はできませんでした^^;
33. 環境設定→ディスプレイのカラーをクリックするとディスプレイプロファイルが表示されます。初期設定がたくさん並んでいる中の上部に今回のキャブレーションされた保存名があります。設定を見比べてどのように改善されたか判断できると思います。
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この手順でi1Display Proをキャリブレーションすることができました。キャリブレーション作業はとても簡単なものです。結果としてとても見やすい色になったと思います。人の目はその環境に慣れてしまう為、1台だけを使用していればそのディスプレイの色が正常だと記憶します。写真や印刷をする環境にある方はキャリブレーションは年数回必要だと実感しました。
(PC環境によってインストール方法が異なるかもしれません。ご自身の責任において作業をしてください)
最新OSへの対応やキャリブレーション方法に関しては x-riteサポートにお尋ねください
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