ポコッシュという名のポシェットの話し

STORESで１作品目を販売していたポコッシュ (Pocoche) という名前をつけたポシェットがあります。　クロムエクセルの革で一気に何個も作り上げたバッグのひとつです。

クロムエクセルレザーポコッシュ Pocoche(Black/Chromexcel)Lot#326

作った本人が言うのもなんですが、、、
なんとも雰囲気がある良いカタチ

２カ月間のウォレット製作も落ち着きましたので
バッグ作り再開！プエブロレザーで仕上げてみました！

ポシェットのような、サコッシュのような、イメージが決まらない時にInstagramでアメリカのクリエイター作品を見つけました。　もう少し大きくて丸みがあるフォルムだったンですが真似して型紙から作っていくとこんなバッグに完成しました。

これはこれで良いじゃぁ〜ないですか♪
そんなきっかけからできあがったこのバッグの２作品めをプエブロレザーで作った話しです

、、、とその前に
クロムエクセルの話しを少しだけ

アメリカ製のクロムエクセルレザーはホーウィン社という１００年以上の歴史を持つタンナーが作り上げている有名な革です。　茶芯でも有名ですね。　多くのオイルを含ませてあり、しっとりとした質感と高い耐久性があります。　馬革のシェルコードバンは馬の臀部にあるコードバン層を削り出して作られる「革のダイヤモンド」とも称される最高級皮革です。　高額すぎて手がでましぇ〜ん！

クロムエクセルも丸革で購入しますが凄く高額な革です！

クロムエクセルは通常の経年変化とは別の変化で楽しませてくれます。　持ち手やバッグの角部分、洋服などと擦れる箇所が赤茶けてきます。　この赤茶けてくる感じがビンテージっぽくてカッコイイという言葉が一番似合う変化です。　傷はある程度は薄くなりますがプエブロのようにほぼ見えなくなることはないです。　ただ、オイルが多く含まれているのでよっぽどの深い傷じゃない限り「たくさん持っている愛着の証」で良いと思います。

ここ２カ月間トラッカーウォレットを作ってきました。　クロムエクセル、プエブロ、マレンマ、昭和レザー（茶芯）、ロロマシュリンクなど国産革も含め感じたことは「やはりクロムエクセルは別格です」なにしろカッコイイ。　ただ、爪痕（跡）とか入りやすいし残りやすいのでガンガン使ってビンテージ感出したい人向けかな。

やはりプエブロレザーは裏切らないです！
InstagramやTik Tokでプエブロレザーをよく見かけるようになってきました。
日本では購入できる取り扱い店が少ないので取引がある革職人さんが広めている印象です。

では、プエブロレザーだとあのポコッシュはどうなるのか、、、

今回のナンバーは#349です
それ、いる？　と思う人も多いはず！
作る人の好みだからしょうがないです。ハィ
タグとかいる？　そいうこという人もいますよね。
作る人が楽しくなければダメだと思うンですよ。だから必要っ！