SHINGER 99K メンテナンス
シンガーミシンが下糸を拾わなくなり、針から糸も抜けてしまう現象になる
最初はボビンかな〜、、、と疑ってバラしてみたり、、、
そうこうしてるうちに糸調子かな?、、、と。
構造も調べないで分解したら大変な事になってしまった話しです >.<“

もう直せないからとメルカリに出品までしたこのミシン。
お気に入りも5人ぐらい付いて「アンティークなディスプレイ」としても良いですからね。
出品を取り消して修理をしてみることにしました。
メンテナンス済みで購入したこの SHINGER 99K は手動式なのでモーターを取り付けて足踏みで縫いたい! そう思っていた矢先の出来事。
糸調子が原因という事で現状はというと、、、

YouTubeってすごいですね!
このミシンをあれこれ発信してる人います。
SHINGER 99K ってシリアルナンバーから調べたら1957年にスコットランドのクライドバンク工場で製造でした。
機械式ってメンテナンスさえできれば一生使えるんだな〜。って感動しました♪
魅力を感じる人はたくさんいるンでしょうね。
故障の原因として分かった?のはここだろうな、、、ふたつの部品があやしい!

糸調子の軸である棒を固定する小さなネジが破損してました!
このネジの頭は購入時には破損してたんでしょうね。
✔︎振動でこのネジが緩んで軸が固定されなかったから少しづつ前に出てきた
✔︎もうひとつの原因は糸調子バネがいじくりまわしたら変形してしまったこと
糸調子ダイヤルが少しづつ前に飛び出してくる
↓
糸調子バネが固定溝より手前に押し出されスプリングが効かなくなる
そもそも糸調子部品が追し出されてしまったら糸の挟まれ具合に不具合が出て進めない
↓
針から糸が抜けてしまう
問題は部品が購入できるのか?
アンティークとまではいかないにしろビンテージに近い1957年代のシンガーミシン
糸調子バネはストック品がありました!

頭がないスクリューネジは見つかりません。
破損したネジをノギスで測ったら 3.5mm幅のスクリューネジでした。
長さは短く、それでいて高さも制限されてます!
リューターでなんとかなるっ! きっと。


オリジナルのスクリューネジに頭がないのは上の画像をみれば納得です。 古いシンガーミシンのネジはすべてマイナスなのも理解できます。 ネジ山をナメないことも想定してるのでしょう。
とりあえず頭を削りながら軸棒をしっかり固定できるように仕上げていきます


ビスの頭がほんの少しでも飛び出るとミシンボディ側に入れ込めません!
軸棒を奥にセットした状態でしっかり固定できるネジの高さを確保しての作業ですから1mm単位以下の調整です


これで針から糸が抜けてしまうことがないはず!
分解した逆の順番に組み上げていきます
アメリカ人のYouTubeが糸調子を事細かく?(話の方が長い)説明してるおじいさんに感謝です。左手がぶるぶる震えていて少し酔います ^^;
下の画像の順番に組み上げればOK!
✔︎最初に軸棒の真ん中に「糸調子をバネ圧を解除するための棒」を差し込んでください
✔︎軸棒はセットされた状態でミシンボディに差し込みます
✔︎ 画像にはありませんが糸調子部品の右横に「糸調子を固定するスクリューネジがあります」
そのネジで最初に締めて左右に動かないように固定してください
✔︎バネのセッティング位置は右90度です
(左の溝にバネ圧が効いた状態でセッテイングします)
✔︎ダイヤルのセッティング位置はユーチューバーおじいさんが2と言ってました!
(全て組み上げてからダイヤル位置調整は可能です)
軸棒のセンター穴に差し込む「糸調子をバネ圧を解除するための棒」があります
生地抑えレバーを上下すると糸調子に連動して糸調子バネを利用して締め圧を解除する仕組みです
修理完了!
生地も厚手の革もバッチリ縫えました。
糸調子のダイヤル調整は「下糸が生地の真ん中に、上糸としっかり噛み合って縫い上がる」ところを微調整します。
次回はシンガーミシン 192みたいにモーターを付けたい!を投稿します













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